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2025年鳥取の夏は何度まで上がる?過去の猛暑記録と暑さ対策方法を紹介

2025年夏、鳥取市の猛暑予想と暑さ対策について解説します。近年では鳥取市周辺の夏日が多くなり、2021年8月6日の39.2度、さらに2024年39.4度と短い期間に観測史上最高温度が更新されています。

2025年度の鳥取市の夏はどれほど高温になると予測されているのでしょうか。猛暑の夏、どのよう対策が効果的なのかと合わせて紹介します。

2025年夏 鳥取市の猛暑日予測

2025年6月20日に鳥取市で最高気温35.0度が記録されました。気象庁によると、一日の最高気温が35度以上になる日を「猛暑日」と言います。6月20日に鳥取市で観測された最高気温は、統計開始以来もっとも早い猛暑日となっています。

2025年の7月、8月は例年より熱くなる可能性がある

気象情報サイト「ウェザーニュース」によると、2025年は太平洋高気圧がせり出してくる影響で、全国的に例年に比べて気温の高い日が多くなると予測されています。

1943年の気象庁による気温の観測開始以来、7月から8月にかけての鳥取市の平均気温はおおむね28度を越えない程度でした。(参考 気象庁HP各種気温データ・資料)しかし、2023年、2024年と続いて7月の平均気温が28度以上を記録しており、2025年7月8日時点の平均気温もすでに28.9度とかなり高い水準となっています

また、高温の日は周辺の物や建物が発する熱(紫外線を浴びたことで起こる輻射熱)の量も多くなり、より暑さを感じやすくなることも予測されています。

猛暑日の暑さ対策のポイント3つ

猛暑日の暑さ対策は、実際の気温よりも「体感温度」が重要です。体感温度とは、気温だけでなく日射や湿気などさまざまな要素が影響することで人の脳が「暑い」「寒い」と感じ取ることを指します。

例えば湿気が高いと実際の気温より体感温度が高くなり、風速が高いと実際の気温より寒いと感じる傾向があるようです

そこで、体感温度を軸に紫外線、湿度、風速の3つについて実践できる暑さ対策を解説します。

太陽光を遮ることで輻射熱の発生を抑える

輻射熱とは、太陽光に含まれる紫外線や赤外線が、人や物に熱を伝導する現象です。屋外で高温になった太陽光を直接浴びたり、室内に取り入れたりすると、家具や人体などが高温になってしまいます。そうなるとエアコンで室温を下げてもなかなか涼しさを感じられなくなります。

遮光カーテンや簾などを使って室内に入る太陽光を減らしたり、日傘や帽子で外出中の直射日光を避けたりすると効果的です。

湿度が高い時はこまめな汗対策を

湿度が高い状態では汗が上手く蒸発せず、体に熱がこもって体感温度が高くなります。湿度の高い日は汗をかいたままにせず、こまめに拭いたり着替えをすることが重要です。

また速乾性のある下着や衣類を着用することで、体表に汗の水分が残るのを防げます。夜寝るときに放熱性の高いシーツなどを使うのもいいですね。放熱性とは、熱を留めておく力が弱いことを示し、放熱性の高いシーツは触れていると冷たく感じる特性を持ちます。もちろん、エアコンの除湿機能を使ったり、吸湿剤を家の中に置いたりすることも湿気対策に効果的です。

直風を受けることで涼感が増す

扇風機やサーキュレーターで体に直接風を当てることも効果的です。風速が強くなると体感温度が下がると言われており、一般的に1km/秒風速が早くなると体感温度が1度低くなるとされます。

強い風を直接肌に当てていると、一時的に体感温度が下がって涼を感じやすくなります。しかし、扇風機やサーキュレーターそのものは室温を下げません。また、長時間直風を受け続けると、体温が低下するリスクもあります。

急いで涼感を得たいときには扇風機の風を直接受ける方法が向いています。エアコンで冷やした空気を効率よく循環させたいときにも効果的です。しかし、扇風機だけでエアコンを使用しないと、十分な高温対策にはならないため、注意が必要です。

2025年の夏にできる猛暑対策まとめ

この記事では、猛暑が予測される2025年夏の鳥取市で取り組める暑さ対策についてまとめました。気温の上昇とともに熱中症の危険性も高まります。できるだけ室温を下げ、涼感を得るように工夫しなくてはなりません

エアコンを使うのが一番重要な対策ですが、湿度対策をしたり直射日光を避けることで体が感じる温度を下げることも可能です。気温そのものは下げることができませんが、方法次第で高い温度を感じにくくできるかもしれません。UVカットができるグッズや衣類を工夫して、暑い夏を健康に乗り越えましょう。

#暮らし

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